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北野武監督の日本アカデミー賞批判に 日本アカデミー賞協会会長発言 [芸能]


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14日 第38回日本アカデミー賞優秀賞発表記者会見が行われました。
いわゆるノミネートの発表と思っていいのかな…?

本題はそちらの方ではなく、昨年(2014年)北野武監督が同賞を痛烈に批判したことから、今回の日本アカデミー賞協会会長の発言となったという事です。

この問題は昨年の東京国際映画祭での北野監督の、同賞は大手映画会社まわり持ちの出来レースという趣旨の発言に対して、岡田裕介会長が一番クリーンな賞だ反応したものです。

さて真実のほどは…
大手映画会社とは東宝・松竹・東映の3社の事で日本の映画界は大手が牛耳る傾向が強い歴史があります。
(かつてあった映画会社の5社協定のお話はまた別の機会にさせていただければ…)

北野武監督は大手のまわり持ちだといい、岡田裕介日本アカデミー賞協会会長が一番クリーンな賞だというどちらが本当なの?と思うのも無理からぬところです。

そこで管理人は過去20年に遡って日本アカデミー賞の最優秀作品賞とその配給元を調べてみました。(複数の配給元の場合は大手一つと見なしました。大手どうしのかぶりはありません。)

2013年 舟を編む  (松竹)
2012年 桐島、部活やめるってよ  (ショウゲート)
2011年 八日目の蝉  (松竹)
2010年 告白  (東宝)
2009年 沈まぬ太陽  (東宝)
2008年 おくりびと  (松竹)
2007年 東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜  (松竹)
2006年 フラガール  ( シネカノン)
2005年 ALWAYS 三丁目の夕日  (東宝)
2004年 半落ち  (東映)
2003年 壬生義士伝  (松竹)
2002年 たそがれ清兵衛  (松竹)
2001年 千と千尋の神隠し  (東宝)
2000年 雨あがる (東宝)
1999年 鉄道員  (東映)
1998年 愛を乞うひと  (東宝)
1997年 もののけ姫 (東宝)
1996年 Shall we ダンス? (東宝)
1995年 午後の遺言状  (日本ヘラルド映画)

確かに20作品中17作品85%が大手映画会社が配給に絡んでいることが分かります。
ならば北野監督の言っていることが正しい???

しかし、管理人も半分強は鑑賞してますが、受賞作品を順にみてみれば代表的な日本映画が揃っている気もしてきます。そういう意味では岡田会長の言う事にも一理あるようにも思えます。

我々一般庶民はそうめくじらを立てるほどの事は無いのかもしれません。
昨年男を上げダブルノミネートの岡田准一君のタキシード姿をぼんやり想像していた方が健康的かな(笑)


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